コンセプト

遊ぶ・学ぶ・木育、晴れの日も、雨の日も、雪の日も。

氷見市海浜植物園は1996年、「富山県植物公園構想」に基づき氷見市が設立しました。
日本各地の海浜植物を中心に植栽展示する植物園として20年以上に渡って親しまれてきましたが、施設の老朽化などを背景に2020年にリニューアルすることになりました。

リニューアルにおいては、植物園としての資産をベースに、子供も大人もいっしょに遊べる・学べる・憩えるような空間を目指して計画を行いました。
富山県氷見市は海と山の幸に富み、富山湾越しに立山連峰を望めることができる豊かな自然環境に恵まれていますが、真夏の猛暑や、梅雨どきの長い雨、冬に降り積もる雪などは屋外での活動が制限されがちです。

新しくなった氷見市海浜植物園では、大屋根を設置した " 遊べる展示庭園 " や、遊具や研修室を備えた屋内空間によって、晴れの日も、雨の日も、雪の日も、ご利用いただくことが可能です。これに加えて、2021年には木育に関して、施設の更なる充実を図る予定です。

ロゴと愛称について

氷見市海浜植物園 logo

リニューアルにおいて氷見市海浜植物園という名称を継承するとともに、これまでの利用者や市民の方々から愛称を募集しました。そして、多くの応募の中から「シーサイドパーク」が選ばれました。

ロゴデザインについては、万葉集にも詠まれた氷見から望める山なみと海原、その豊かな自然環境で育まれる木々の表情を3つのラインで表現しました。氷見の豊かな自然環境の中で、遊びと学びが重なりあう施設であることを示しています。