『ガクアジサイ』の特徴は、なんと言っても花の形です！
真ん中に集まっている小さな蕾のようなものが花びら（両性花）で、その外側には萼（ガク：葉っぱが変化した花を守る部分）が大きな花びらのようについています。
この様子が額縁に似ていることから『ガクアジサイ』と名付けられました。
また、関東南部、伊豆半島、伊豆諸島などの海岸近くで見ることができるので、「ハマアジサイ」と呼ばれることもあります。

ちなみに、「アジサイ」といえは「セイヨウアジサイ（別名：ハイドランジア）」を思い浮かべる人も多いと思いますが、「セイヨウアジサイ」は『ガクアジサイ』がヨーロッパに渡り品種改良して出来たものです。

「セイヨウアジサイ」のような華やかさはありませんが、趣があり可憐な『ガクアジサイ』を皆さん眺めてみませんか？(^^)