9月27日(日)に海浜植物園中庭芝生広場(展示庭園)で、テレビや映画などの音楽(楽曲)で注目されている「ジュスカ・グランペール」さんによるコンサートが開催されました!
青空の下、来園された皆さんは、芝生の上で気持ちよく楽曲を楽しんでおられました。
中には、踊りだすちびっ子もいました♪
新聞社やテレビ局の取材もあり、各マスコミのHPでもご覧いたただけます。
北日本新聞社 https://webun.jp/item/7697585
NHK富山放送局 https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200927/3060005553.html
海浜植物園前の松田江浜では、秋の海岸を彩る「ウンラン」が開花しています♪
「ウンラン」は、北海道や本州(日本海沿岸・太平洋沿岸では千葉県以北)などに生える海浜植物で、和名の由来は海辺に生え、花が「ラン」に似ているため、海辺の蘭から転じたといわれています。
名前に「ラン」と付いていますが、オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)の植物なので、一般的なランとは全く別の植物で、園芸店などで見かける「キンギョソウ」の仲間です。
秋を感じ始めた今日この頃、潮風を感じながら「ウンラン」を探して、松田江浜やお近くの海岸を散策してみませんか♪
海浜植物園のグラスチューブでは、『アデニウム』が咲いています♪
熱帯アフリカの乾燥地帯原産の多肉植物で、根元が肥大化するのが特徴的です。
また、ピンク色の美しい花を咲かせるので、英名は「desert rose(デザートローズ)」で、「砂漠のバラ」とも言われています。
ピンクの可憐な花をぜひご覧くださいませ♪
いきなりですが、問題です!
写真の植物は、いったい何でしょうか?
ヒント?
写真1枚目 双葉展開!
写真1枚目 双葉展開!
写真2枚目 発芽・種皮付き(ちょっと見覚えのある形かな?)
写真3枚目 種皮が取れそう!
写真4枚目 ちょっと生長した姿(観葉植物として見た事あるかもね!)
写真5枚目 まだ青いけど結実♪(写真やテレビで見た事あるかも!?)
正解は・・・
『コーヒーノキ』です♪
海浜植物園で、今春結実したタネ(豆)を6月下旬に蒔いてみました。
約2ヶ月半で発芽しました!(2枚目→3枚目→1枚目)
約2ヶ月半で発芽しました!(2枚目→3枚目→1枚目)
ちなみに4枚目は、100円ショップで購入した苗を2年ほど育てたものです。
5枚目も10年くらい育てたものです。!!(゜ロ゜ノ)ノ
5枚目も10年くらい育てたものです。!!(゜ロ゜ノ)ノ
海浜植物園では、9月11日(金)から10月11日(日)まで、「いきもの標本展&奇蟲展」を開催いたします!!(≧▽≦)
「いきもの標本展」では、氷見市でみられる身近な生き物(植物、昆虫、哺乳類、貝など)の標本をはじめ、外国産カブトムシ・クワガタの標本などを展示します。
標本を通して、生き物の体をじっくりと観察して見ませんか?♪(*'▽')
「奇蟲(きちゅう)展」では、世界三大奇蟲をはじめ、タランチュラやサソリ、外国のムカデやゴキブリなどを生体で展示します。
普段見ることのない珍しい奇蟲たちを間近でご覧ください!!(゜ロ゜ノ)ノ
また、期間中の土曜日・日曜日・祝日には「松田江浜でいきもの探し(無料)」や「樹脂封入標本で貝のキーホルダーづくり(400円~)」の体験も開催いたします。
暑い日が続いていますが、今日は一段と暑さが厳しかったですね。
さてそんな中、海浜植物園前の松田江浜(海浜散策園)では、『ハマニガナ』が開花しています♪
『ハマニガナ』は、全国の海岸の波打ち際に近い砂浜にはえるキク科ニガナ属の多年草で、松田江浜では、初夏の頃と暑さが和らぐ9月頃が見ごろです♪
砂の中では白い地下茎を長く伸ばし、一列に葉を砂の上に出します。花は葉と茎の間から出て、2~5個の黄色の花をつけます。
また、葉の形はキクのようなものからイチョウのようなものまで変化が多くありますが、この「イチョウに似る葉」があることから、別名「ハマイチョウ」と呼ばれます。
浜風が気持ちいい海岸を散策しながら、小さな秋をさがしてみませんか?
北海道から九州の海岸の岩場や砂地などに生育する多年草です。
富山県内では生育地が少なく、県のレッドデーターブックでは準絶滅危惧種として扱われています。
そんな「ハマゼリ」ですが、昨年松田江浜某所で発見し、観察してきましたが無事開花しましたので、小さな白い可愛らしい花をご覧ください♪
あまり条件のいい場所ではありませんが、思ったより大きく成長し、種もできはじめたので、少しでも殖えてくれればと祈りながら、これからも観察していきたいと思います。
まだまだ暑い日が続きますが、さわやかな潮風を求めて、植物園前の松田江浜へ!
そこでちょっとマニアックな海浜植物が小さな黄色の花を咲かせていました!
それは「ツルナ」です♪
主に太平洋側の海岸に分布していますが、日本海側の海岸でも見ることができます。県内の海岸ではあまり多くはないので、担当者は発見するとちょっと嬉しくなってしまいますヽ(*´▽)ノ♪
またこの「ツルナ」漢字で書くと「蔓菜」という字になり、文字通り蔓の菜っ葉という意味で、食用にもできます。
海外では「ニュージーランドのホウレンソウ」と呼ばれたり、沖縄県では「浜ほうれん草」と呼ばれることもあります。
ぜひ皆さんも、海岸散策をする際には、探してみてはいかがでしょうか?(#^^#)
2輪だけですが、今年も咲きました!『ドラゴンフルーツ』♪
(2020/8/12 20:55撮影)
「ゲッカビジン(月下美人)」の近縁種で、同じように夜に咲き始め翌朝までの一晩だけ開花します!
そのためなかなか皆さんにご覧いただくことができません。
実際に開花している様子をご覧いただけないのが残念ですが、見事に咲く大輪の花をせめて写真だけでもご覧くださいませ♪
園内温室では『テイキンザクラ』の花が咲いています♪
5弁の花で春にみるサクラ(バラ科)のように見えますが、トウダイグサ科の植物です!
濃い紅色の花が咲き、「サクラ」ほどではありませんが、房状にまとまって花を咲かせるのも特徴です。
名前の「テイキン(提琴)」とは「バイオリン」の事で、葉の形を見てもらうと由来がわかるかと思います。
別名で「ナンヨウザクラ」と呼ばれることもありますが、「ナンヨウザクラ」と名前のつけられた別種があるため、名前も合わさって混乱しやすい植物だったりします。
ぜひ、季節外れに咲く「サクラ」?をご覧くださいませ♪
また併せて「バイオリン」に似た葉っぱも見てくださいね!
(≧▽≦)b